国際コーヒーの日
2025.09.30 COLUMN

★コーヒーの日とは★
10月1日は「国際コーヒーの日」です。
国際協定によって、コーヒーの新年度が始まるのが10月となっており、この日がコーヒーの年度始めとなります。
さらに日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることから、1983年に全日本コーヒー協会によって、10月1日が「コーヒーの日」と定められ、2015年から国際コーヒー機関(ICO)により「国際コーヒーの日」とすることとなりました。
ちなみに、6月1日は「牛乳の日」だそうです。コーヒーの日と牛乳の日のちょうど真ん中である8月1日は、そう「カフェオレの日」。コーヒーと牛乳を半分半分にしてカフェオレ♪
なかなかオシャレで遊び心ある記念日設定ですね。
★なぜ10月1日がコーヒーの日なのか★
コーヒーの新年度は、コーヒーの収穫・出荷時期に合わせて10月からと定められています。
これはコーヒー最大の生産国であるブラジルの収穫時期に合わせて定められていて、9月末までにほとんどのコーヒー豆が収穫を終えます。
これ以降に収穫されたコーヒーはニュークロップコーヒーと呼ばれ、お米で例えるならまさに新米です。
産地によっても異なりますが、ニュークロップコーヒーの生豆は青々しかったり、濃い緑色をしていたり、ぷっくりみずみずしい健康的な見た目をしています。生豆を見る機会があればぜひ凝視してみてください。
また、その品質の良さに比例して生豆の水分含有量が多いため焙煎が難しいのも特徴。それゆえフレーバーと酸味がきれいに出やすいのでコーヒーの特徴を最大限楽しむスペシャルティーコーヒーではとっても重要な要素となっています。
コーヒーショップでは、そのまま‟ニュークロップコーヒー”とPRされていたり、‟当年度コーヒー”と表記されていたりします。見つけたときはぜひチェックしてみてください。
国際コーヒーの日を意識して飲むコーヒーは、より一層楽しめそうですね。ぜひ、10月1日はおいしいコーヒーを飲んでコーヒーシーンを盛り上げましょう!